「製紙各社が植物由来の軽量素材であるセルロースナノファイバー(CNF)を量産する。日本製紙が2016年度に日本初の量産ラインを稼働させる。中越パルプ工業も生産能力を10倍に引き上げる」
と14日付日本経済新聞が報道。
それにともない、製紙会社の株価上昇。
●中越パルプ 229円(+25)
●日本製紙 2,196円(+85)
CNFの名前は、一般の方も聞いたこともあるでしょうか。
昔から研究開発されている材料であり、試作品もすでに出回っています。しかしながら、高価な材料なので、あまり普及していませんでした。
CNFは業界紙でよく目にしていました。日本経済新聞に報道されたことにより株価が上昇しましたが、来週以降の株価がどうなるか、興味深いですね。
ちなみに、2015.1.27にも、中越パルプ工業は、『ナノセルロースを高分散したPP複合材料の開発に成功』と報道されたことにより、2日間ストップ高となりました。
●178(2015.1.26)
●228(2015.1.27)
●308(2015.1.28)
●330(2015.1.29)
2015.1.29には、2015年度の年初来高値376をつけ、終値330になりました。
2015.8.14