8/21、日経平均株価は前日比597円(2.98%)安の1万9435円になり、中国・上海株式市場は、上海総合指数が前日比4.3%下落しました。
ロンドン株式市場は、FT100種平均株価指数が、前日比180.24ポイント(2.83%)安の6187.65になりました。
ニューヨーク株式相場も、世界同時株安の流れが止まらず急落し、ダウ工業株30種平均は前日終値比530.94ドル安の1万6459.75ドルで終了しました。下げ幅は1997年10月27日(554.26ドル)に次ぐ過去9番目の大きさとなっています。
いずれも、民間調査会社による8月の中国製造業購買担当者景況指数(PМI)が6年半ぶりの低水準となり、21日に世界同時株安となっています。中国は、株価下支え策を実施しましたが、8/11~8/13の人民元の大幅な切り下げにより中国経済減速の不安が高まったことが原因と言われているようです。
経済成長率だけをみると中国経済が成長していることは間違いないことです。経済成長率も5%以上あり、日本と比較しても高いく、どの先進国よりも高い水準です。
経済成長率 = (当年のGDP - 前年のGDP) ÷ 前年のGDP × 100
『経済成長率の推移(%)』
2010 2011 2012 2013 2014 2015
中国 10.41 9.3 7.76 7.75 7.36 6.76
日本 4.65 -0.45 1.75 1.61 -0.06 1.04
*データ引用:経済成長率の推移(1980~2015年)(中国, 日本) - 世界経済のネタ帳
中国の経済成長率(GDP)に関しては、中国の中央政府がコントローしている数値であるため、非常に疑わしい数値です。(水増し高くすることで、担当者が評価されやすいんでしょう。。。)その疑わしい数値でも2010年度と比較するとだいぶ下がっています。
そのため、民間調査会社によるPМIが6年半ぶりの低水準となったことにより、中国経済への不安感が高まり、世界同時株安のだと思われます。また同時期に、ギリシャ問題、アメリカの利上げが迫っていることから、ここまでの世界同時株安が発生したのだと思います。
来週の日経平均株価が気になりますね。日本がこの株安を止めれるほど景気が良いとは思えませんし、土日の間に、中国で動きがあれば、上昇するかもしれません。
8/24の月曜日の市場が開くのは、全世界で日本が最初です。そのため少なからずその後の世界市場が関係しますし。。。
。・。・。・と言うか株価上がってもらいたい。私が保有する株だいぶ下がりましたから。マイナスだらけです。
2015.8.22